2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

これもまた時代の移り変わり

時に競走能力が競走寿命を著しく縮めてしまうサラブレッドというアスリート。しかしながら、超一流と呼ばれる馬の中にも息の長い活躍を見せた馬は数多く存在します。とりわけメジロドーベルの築き上げた4年連続GⅠ制覇という偉業は、競馬界の金字塔としてこ…

JRAの秘策

今月の上旬に発表されたデービッドジュニアの導入に続き、ロックオブジブラルタルの導入もこの度JRAから発表されました。ともに欧州の舞台を主戦場とし大レースの数々を手中に収めてきた名馬。とりわけ後者は世界記録となるG1・7連勝の金字塔を打ちた…

薬物

静観すべきは言うまでもないことですね。 ポイントとなるのは「日本では禁止薬物に制定されていない」というところと、「本当に薬物療法が行われたのか」という事実、そして「行われたのであれば誰の指示によって」の確認作業でしょう。どのように事態が転ぶ…

引退

ディープインパクトの年内引退がこのほど発表されましたが、どうも関係者のコメントを聞くに、将来を決めるための充分な議論が交わされた様子が感じられず、あるいは馬主が一方的に下した決断なのではないかという疑念が頭をもたげてきます。一方で繁用先や…

東京競馬場へ

ディープインパクトが東京競馬場に入厩し、着地検疫を受けることが発表され、これにより天皇賞への出走登録をすることが濃厚となりました。競馬場への入厩は検査を受けながら調教できるメリットがあり、その代わりとして当該競馬場への特別レース登録が義務…

愚痴

ディープインパクトが帰国しました。レース後も日本にいるときと変わりなく、息の入りも良かったらしく、遠征の顛末も3着という結果を省けば、きっちりと青写真通りにいったようです。 さてさて、ここからはあくまで「私見」として述べさせてもらいたいと思…

ディープインパクトが現役を続行するかもしれないとのマスコミ報道は、恐らく池江調教師の凱旋門賞レース後の談話を過大解釈したもので、勇み足の感は否めません。 しなしながら、武豊騎手が発したレース後の談話に関しては、マスコミは過小な解釈をして報道…

ディープインパクトが先団で競馬をするのは新馬戦以来。その時は今日阪神メーンのOP競走を逃げ切った、コンゴウリキシオーを直線だけで3馬身ちぎり捨てて見せた。それが怪物伝説の幕開けとなったわけですが、1頭で抜け出したからといって四肢の回転とス…