2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

高松宮記念

オレハマッテルゼの初G1勝ち。柴田善富騎手の好騎乗がもたらした勝利といって間違いありません。抜け出すとソラを使う癖を手中に入れ、ジックリと馬群を抜け出すタイミングをはかったのは非の打ち所がありません。やや型にはめた乗り方をする彼の騎乗スタ…

阪神大賞典

猛烈に吹き荒れる強風の中でもディープインパクトは威風堂々。コースを2週する長距離戦は菊花賞で見せた掛かり癖を心配させましたが、英雄の走りを堪能する濃密な時間でもあったことでしょう。見事な復活劇。遠くロンシャンの地まで視界は広がりました。 2…

2nd impact

「出遅れても引っ掛かっても大丈夫」 武豊の期待と信頼は絶大です。リップサービスの達者な彼のコメントには斬新さや面白みに欠ける部分が多いように思いますが、ディープインパクトに関してはそのリップサービスが2倍にも3倍にも膨れ上がって聞こえてきま…

ワンダフルホースの再来なるか?

サクラメガワンダーの父はグラスワンダー。今流行りの母父SSという底知れないスケールを感じさせる大物です。 父のグラスワンダーは4輪駆動というよりもどちらかというとスピードの源である前脚の力強い踏み込みと柔軟性で勝ち星を量産していたように思え…

弥生賞

トライアルの開幕です。 素質馬が集中するこの弥生賞は少頭数になることが多く、その分だけともすれば本番皐月賞以上に見応えのあるレースとなり、後年に名を残すことがあります。今年も10頭だてとなり、昨年度2歳王者が不在とはいえ強力な駿馬が2騎その名…