2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

リベンジ

ディープインパクトの立場は一般的に見れば間違いなく受けて立つ王の玉座の上。圧倒的一番人気も確実な情勢です。しかしながら昨年度の有馬記念で後塵を拝したハーツクライとのリベンジを果たすまでは、彼は挑戦者であり続けるのかもしれません。陣営の緊張…

マック

メジロマックイーンを巡る因縁があるかないか。天皇賞を見る上で浪漫派の興味はそこに尽きるでしょう。圧倒的1番人気が確実なディープインパクトはマックイーンを管理した池江泰厩舎の所属馬であることは言わずもがな。鞍上が武豊とくれば今年4月に急逝し…

メトロポリタンS

ハイアーゲームの復活。 というよりもようやく鞍上の内田博幸がこの馬を手の内に入れたのと距離適性をなかなか定めることの出来ない厩舎陣営が適鞍を見つけ出したことによるところが要因として大きい気がします。当時のダービーレコードを上回るタイムで快勝…

必然

石橋守、高田潤両騎手の好騎乗がもたらしたメイショウサムソンの先団からの押し切りとドリームパスポートの中団からの追い上げは、昨今の騎手起用に対して打ち鳴らされた警鐘であるとも言えないでしょうか。乗り慣れた騎手よりも実績に勝る騎手をテン乗りで…

最重要とされる前哨戦を快勝したアドマイヤキッスの通る道は栄光へのゴール版に通じていたはず。それも13年前1等星ベガにより駆け抜けた陣営が導くエスコートにより眩いばかりに開かれていたはずのヴィクトリーロード。その行く手を阻んだのは誰あろう、1…

チャンピオンホース

ドバイのことを取り上げるのが順番としては先なのでしょうが後に回させていただきます。名ステイヤー・メジロマックーインの死亡について。 名ステイヤーとの枕詞が定着した形容詞となっているマックイーンですが、時代を彩った彼の強さは言うまでもなく長距…