横山典弘、仏オークス騎乗へ

気分転換も兼ねてなのでしょうか。

12日にシャティン競馬場で行われる仏オークスに出走予定である、社台ファーム代表吉田照哉オーナー所有のパイタに、横山典弘騎手が騎乗することが決まったそうな。ダービーと安田記念を前に無念の騎乗停止という憂き目にあった横山典弘ですが、停止明けに嬉しいプレゼントとなったことでしょう。

横山典弘に対する吉田氏の信頼は絶大で、かつてもG1を控えたローエングリンテレグノシスの鞍上を乗りなれた騎手から急遽、横山典弘に変更したりすることがありました。横山典弘の実力にはその信頼に見合うものがあると認めはするものの、それにしても過剰に肩入れしている感は否めませんね。まぁここで騎乗馬の配分云々を語る気はありませんが。

まぁともかく、横山典弘にとっては春のG1を(宝塚記念を残しているとはいえ)嫌な形で終わらざるをえなかった鬱憤を晴らす場を与えてもらって万々歳でしょうね。しかもこのパイタという馬、戦績を振り返ってみるとクリテリウム・ド・サンクルー(G1)を勝っているなかなかの実績馬のようなんですね。横山典弘の騎乗技術を持ってすれば、世界のどこで乗っても恥ずかしくない成績を残せるでしょうから、もしかしたら日本人騎手初の海外クラシック制覇なんて快挙も達成してしまうかもしれませんね。


あっ、岡部幸雄マカオダービーを制しているんだっけ。でもあれはクラシックと呼べるのかなぁ?