東京ダービー

衝撃はなにも、その圧倒的なレース振りだけではなかった。
昨日8日に発走された東京ダービー内田博幸鞍上のシーチャリオットが4馬身差の圧勝。その単勝支持率は同レース史上最高となる80.77%にまで昇り、配当は100円元返しといういわば「行って来い」馬券となったw
今現在、世間を騒がせているディープインパクトですら日本ダービーでの単勝支持率が73.4%だったというのだから、ファンがいかにこの馬を信頼していたかが窺い知れる。いや、もしかしたら地方競馬にもディープのような怪物をという願いがこの天文学的数字を打ち出したのかもしれない。そしてその過酷なまでに膨れ上がった期待に違わぬ圧倒的な勝利を収めたシーチャリオットはやはり怪物だった。
次走は交流G1ジャパンダートダービー中央競馬におけるダート界の新星カネヒキリと対決することになるだろう。一筋縄ではいかない相手だが、
この日の競馬を見る限りでは引けを取ることはないはず。カネヒキリも「ダートのディープインパクト」と呼ばれているようだが、どちらが本当の「ディープインパクト」か、7月13日の大井競馬場で明らかになるはずだ。