名コンビ

GⅡと銘打たれている割には同じ毎日王冠阪神大商典と比べるとどうにも地味な気がするアルゼンチン共和国杯。やはり武士沢友治トウショウナイトがともに初となる重賞制覇を飾りました。しかしながら、それがいい。決してスター街道を突き進んでいるわけではありませんが、全6勝がこのコンビ。馬主や管理する陣営からしてみたら強い馬には上手な騎手を乗せたいとするのが人情だと思いますが、このいわば「なくてはならない関係」のような人馬が競馬のひとつの魅力であることは確かです。競馬はドラマといわれます。これぞドラマ。
この人馬がGⅠにまで登りつめた時、最高のドラマが完結されるわけです。