NHKマイルC

サンカルロ
ブレイクランアウト
アイアンルック
×ワンカラット
ジョーカプチーノ
▽ダイワプリベール
レッドスパーダ
フィフスペトル
マイネルエルフ
ここ2戦の内容を信じて、サンカルロ◎です。キャリア7戦と叩き上げられて一戦ごとに実力を身につけてきました。前々走スプリングSでは直線前が壁になり何度か立て直す不利がありながら、勝ったアンライバルドと0.2差。スムーズならば前走のように好タイムで突き抜けることも充分に可能な馬です。掛かり癖があるため前を壁に出来るかが鍵でしたが、4番と絶好の枠を引き当て尚且つ内側3頭が逃げ馬。ゲートもスムーズならいきなり前を壁に置くことが出来至れり尽くせり。条件は揃ったと見ます。
ブレイクランアウト。前走共同通信杯が秀逸の内容。一瞬の切れ味はメンバー中随一で外枠の分だけ割り引きましたが、スムーズに立ち回ってくるようですとむしろ有利に働く可能性も捨て切れません。決め手を引き出す騎乗はピカイチの武豊騎手鞍上はなんとも魅力。
アイアンルック。前走で本領発揮。上がり3ハロン33.6秒を繰り出してゴール前他馬を一蹴して見せました。下した馬の中にはゴールデンチケットアプレザンレーヴが名を連ねており、強い馬相手にもぎ取った重賞制覇であったことは明白です。速い脚を継続して繰り出す「ナタの切れ味」は東京コースに最適です。ブレイクランアウトとほぼ同評価の3番手。
×ワンカラット桜花賞では前が詰まって何度か立て直す不利。直線の伸び脚は際立っており0.2差の4着であれば少なくとも2着馬とは同じ評価を下せようというものです。元来小器用に立ち回れる馬で、先行集団につけ狭いスペースを割るという芸当も可能な馬。前走中団から外を周って差すという競馬が出来たのは地力強化の証でもありましょう。
以下、差してくると怖いジョーカプチーノ、前走本命に推したダイワプリベール、レッドスパーダフィフスペトル。折り合いがつけばマイネルエルフの粘りに注意。3連単1着固定フォーメーションで。

結果

意外な結果でした。完敗です。ジョーカプチーノの激走はある程度まで予想出来ていたのですが、折り合いを付けるには中団ぐらいから競馬をするのが条件であると見なしていただけに、2番手からそれも好タイムで完勝するとは。いやはや。