若葉S〜netkeiba観察

四位騎手鞍上ベストメンバーが勝利したレース。一番人気に推され4着に敗れ去ったヤマニンウイスカー藤岡佑騎手の騎乗に批判の声があがっているようですね。内を突っ込ませることのギャンブル性については以前のエントリに記しました。今回ヤマニンは直線内へ突っ込み前が壁になって脚を余す形となってしまった訳ですが、勝利した四位騎手が4角でヤマニンを内へ押し込める動きをとっていたからこそ、藤岡騎手は内へ進路を「取らざるを得なくなった」と見るべきでしょう。不利を避けるために早めに外へ進路を確保出来ていれば起こり得なかった不利で、騎乗ミスとすべきはこのポイントのはず。内を上手に捌けなかったのは前述したギャンブル性にもたらされる事象であって、今回の場合騎乗ミスと取り沙汰すべきポイントにはならないと考えます。よってnetkeiba掲示板における批判の論点は私からすれば的外れなものに映ってしまいます(藤岡騎手をゴミ呼ばわりする輩については最早論外)。もっといえば殊更に称賛されるべき四位騎手の見事な騎乗振りについても、論点がまるでずれている。批判する声さえ出てくる。なんだかなぁ。