おどろき

本日豪州で行われたコーフィールドC(G1・2400m)で、日本から遠征したアイポッパーが藤田伸司騎手鞍上に出走。僅差の2着に粘る健闘を見せたとのことです。
アイポッパーといえば、サッカーボーイ産駒で、今春その素質が開花した遅咲きのステイヤー。G1天皇賞・春ではスズカマンボの3着に食い込み、その実力が一線級と何ら遜色がないことを証明したものの、まだ重賞の1つも勝っていない同馬が、豪州のG1で2着に入るなどちょっと想像できませんでした。
先日の豪準重賞クランボーンCでトーセンダンディが2着しましたが、同馬は(恵まれた感が否めないとはいえ)日本のG2オールカマーを制した馬で、その馬が準重賞で2着どまりだったということは、豪州の大レースには日本のG2クラスではまだまだ力不足なのではという思いがあったんですよね。それもあり、今回アイポッパーがG1レースで強豪と対戦するにあたり、果たして通用するのか、疑問でした。ある程度は健闘して欲しいなとは思っていましたが、まさか2着するとは・・・。いやはや恐れ入りましたw
アイポッパーはこのまま豪州に滞在し、次走は豪州最高峰のレース、メルボルンC(豪G1・3200m)を目標に調整されるとのこと。休み明けだった今回よりも上積みが見込めるはずで、滞在2戦目も間違いなくプラスに作用するはず。南半球の競馬界に風穴を開けるような快挙を期待してます。