netkeiba観察

「出走馬の好材料不安材料」。ご存知ですかね? 私はかつてnetkeiba掲示板のユーザであり掲示板へも頻繁に投稿していた身なのですが、失礼ながらこのようなコミュニティが存在しているとは全く存じ上げておりませんでした。
この掲示板の脆弱さにつきましては以前に散々記してきましたとおり。そしてこの掲示板の管理人は書き込まれている言説内容の吟味もせず、投稿内容に含蓄される誹謗中傷の判断能力さえ怪しい、管理者とは名ばかりの事なかれ主義的やっつけ作業者。記述の何処に削除対象となる点があるのかさえユーザには判別が付かない状況にし、尚且つ持ちポイント(netkeibaでは掲示板や写真の投稿を行ったユーザに対してポイントを与えている)を大幅に削減する。最近でも「管理人さん、私の投稿内容ってそんなにヤバイものでしたかね?」と狐につままれたかのように削除理由を聞く方がいました(管理者側から特定ユーザ宛てに何かを発信する手段を持たない掲示板なので、当然削除理由は最後まで誰にも分からない)。曖昧なガイドラインを定め、基本的に捨てハンドルが使用される2ちゃんねる掲示板ではない会員を制敷いているのならば、その削除理由を明確に説明する義務がnetkeiba掲示板にはあると思います。
私はある意味この弊害の被害者です。被害にあってすぐに会員を脱会しましたが、脱会するにあたりその理由を運営側に発信可能とのことだったので、長々と同掲示板の脆弱性について指摘する文章を送り付けました。それについての返信はまぁ当然のごとくなかったわけですが、暫くして掲示板への投稿に4桁の数字入力による認証が始められたので、一定の効果はあったかなと自負しております。しかしそれでも一部の人間からの悪意丸出しの書き込みは後を絶ちません。そもそも明確な悪意を持って愉快犯が投稿している場合が殆どなのだから、4桁の数字認証で是正しきれるものでもないでしょう。
話を冒頭に戻しますが、「出走馬の好材料不安材料」。掲示板で不毛な議論を招くのは、いつも誰それが強い、弱い、上手、下手の話題です。その手の話題はこちらへどうぞ、という意味で作られたコミュニティなのでしょうが、金曜日を迎えた時点でもまだ投稿はゼロ(苦笑)。携帯サイト「競馬総合チャンネル」とも連動して書き込みを促しているようですが、ちょっと失笑ものです。もう少し宣伝しませんと。そもそもがこんなコミュニティなど作る必要がなく、単に文章読解力に優れた管理者が既存の掲示板を見張れば良いだけのこと。見過ごしがちな違反文章はユーザからの削除依頼で補填する。掲示板を使うのはユーザですからね。自分が気持ち良く掲示板を使うためにならば、その程度の労力は惜しまないでしょう。少なくとも、私ならば絶対にそうします。
競馬ファンのコミュニケーションツールとして浸透している一大コミュニティがnetkeiba掲示板です(そこは認めます)。書き込み数も桁外れの多さ。2ちゃんねるのように改善不可能な状態にまで荒廃させてしまう前に、善処していただきたいものです。