過度の期待は禁物

今日付けのスポニチに、「独白サイドストーリー」という見出しでヒシミラクルの馬主阿部雅一郎さんの手記が載っているのですが、何とも良い話です。


ヒシミラクルはG1を3勝した強豪で今週の天皇賞春でも有力馬の1頭として数えられています。そんな馬を所有していながら「無事に回ってきてくれればいい」と語る阿部さん。普通であればG1の高額賞金に対して色目も出てくることでしょうが、この人にはそれがないようです。本当に温かい目で馬のことを見ていることが分かる心朗らかにさせてくれる手記ですね。
同手記の最後の方にミラクルの主戦である角田晃一騎手に対しても触れてます。そこで目を引いたのが「彼はミラクルの調教を熱心につけて、長所も短所も知り尽くしている。私の馬というより角田君の馬です。」という記述。何とも素晴らしい心意気じゃないですか。岡田繁幸氏に聞かせてやりたい(爆)阿部さんは競走馬にとって馬主がどうあるべきかということを熟知し、体現している方なのかもしれませんね。


何かにわかにヒシミラクルを応援したくなっちゃったヨ(笑)