ヴィクトリアM

ウオッカ
ムードインディゴ
ヤマニンメルベイユ
×ショウナンラノビア
リトルアマポーラ
カワカミプリンセス
マイネレーツェル
アルコセニョーラ
素直に、◎ウオッカ。牡馬混合G1・3勝の実績は断然で、予想に向けた根拠を並べる必要も殊更にないと思います。問題はドバイ帰り検疫明けの体調ですが、調教後馬体重を見る限りでは影響はなかったものと見ます。馬場状態もやや重ぐらいまでならば難なくこなしてくれるはずです。6番枠で武豊騎手がどう騎乗してくるか、楽しみにレースを見たいと思います。
ムードインディゴ。前走は明らかに本番を見据えた叩き台(プラス22kg)で全くの参考外。エリザベス女王杯では一歩足りませんでしたが、その前走秋華賞では外を周り、結果内埒沿いをピッタリ周ったブラックエンブレムとコース取りの差が出た分だけの2着。まともならば勝っていたのはこの馬のはずで、私見としましては「G1勝ち馬」と同評価。馬体が絞れてくれば堅実無比な末脚で浮上してくると見ております。
ヤマニンメルベイユ。年齢を重ねるごとに円熟味を増してきており、どのようなレース展開にも流されずに自分の競馬を貫くことが出来る頼もしい古豪牝馬。前走58.0kgで3着に踏ん張っておりまだまだ健在です。昨年4着ですが、上位3頭の顔ぶれを考えれば、このメンバーで更なる上昇が見込めます。
×ショウナンラノビア。6歳牝馬にしてキャリアまだ17戦。芝に至ってはこれが4戦目とまだまだ底を見せていません。前走は前半4ハロン45.7秒というペースを積極的に2番手から追走。そこから力強く抜け出して最後は1馬身半差。52.0kgのハンデに恵まれていたとはいえ能力が無ければ出来ない芸当で、最内1番枠と単騎逃げが期待出来る展開面でも強気に推せます。鞍上は本来の実力を発揮しつつある逃げ得意の柴田善臣騎手で更に期待。
以下、マイネレーツェルアルコセニョーラ。人気の一角リトルアマポーラカワカミプリンセスはもう少しゆったりと流れる距離でこそと見て評価を下げました。

結果

予想ははずれ。惜しいところまで行くんですけれどもね(言い訳)。しかし、ウオッカの強さに酔いしれた日曜日でした。楽しかったです。