アンタレスS

ウォータクティクスがレコードV。単騎で逃げることが出来たことが一番の勝因です。前走は着差こそ僅かでしたが終始競り込まれる展開でも時計は速く、2着はG1馬で3着馬にしてもその後OP特別を重賞級のメンバー相手に制した実力馬でした。これで6連勝となりダートは負けなしですが、負けた芝のレース(3着)も強い馬相手のもので、脚元さえしっかりとしてくれば、再度芝に挑戦してみても面白いかもしれません。
2着1番人気のワンダースピード。勝ち馬とは斤量2kg差と若干消極的だった位置取りの差もあったのでしょうが、今後の上昇度を踏まえますと逆転には正攻法以外のファクターがいりそうです。時計勝負もこの馬には持って来いだっただけに。
3着にボランタス。最内枠を活かして上手く立ち回った池添騎手の好騎乗が光ります。ワンダースピードにハナ差まで詰め寄った脚は素晴らしく、上昇していたことも好走の要因でしょう。
4着マコトスパルビエロはやはり渋とさを活かしてこそ。5着ダイショウジェットも精一杯走っています。
6着アロンダイトは今日もかなり置かれ気味の競馬で終始急がしそうにしてました。東京など広いコースでゆったりと立ち回るのがベストでしょう。能力落ちはさほど感じられませんので、復活も充分可能と見ます。
8着メイショウトウコンは鼻出血ということで、今回は度外視して良さそうです。