阪神牝馬S

ジョリーダンスが一昨年に続きこのレース2勝目。外差しがきく馬場を四位洋文騎手が見事に活かしきり突き抜けました。上がり33.6秒は出色でヴィクトリアマイルでも楽しみが持てます。
2着にザレマ。先行集団の後ろで巧みに折り合いを付け直線手応え良く馬群から抜け出しかける勝ちパターン。外から来た勝ち馬の一気の末脚には抵抗できませんでしたが、負けはしたもののここ数戦の中では最も上手い競馬をしており、最後も止まることなく伸びきった点から、平均以上のペースで流れるこの1400mがベストなのかもしれません。賞金の加算も大きいです。
3〜5着が明け4歳牝馬勢。昨年の桜花賞レジネッタが57kgを背負っていた分オディールとサワヤカラスカルに先着を許したとはいえ、ハッキリ言って物足りない内容。ポルトフィーノは参考外の凡走でしょうが、8歳の古豪牝馬に健在ぶりを見せつけられ、この路線には新星が居ないことを露呈してしまう結果となりました。