NZT杯

順当な結果。サンカルロは前走スプリングSで前が詰まって実質200mほどしか追えておらず、それでも最後は勝ち馬と遜色ない末脚で4着に食い込み、スムーズなら勝っておかしくありません。それにしても、最後は2馬身を付ける鮮やかな快勝劇。本番でも人気の一角でしょう。
2着ティアップゴールドは掛かる馬が多かった中で折り合えた分だけ差してこられた印象ですが、渋とい末脚は今後も魅力です。
3着にジョーカプチーノ。前半前が塞がる不利があり後退する場面もありましたが、その後は至ってスムーズ。若干仕掛けが早かった印象で2着馬との実力差はありません。差す競馬で見直したい一頭です。
4着マイネルエルフ。前走同様引っ掛かり仕掛けも早め。スピード能力は高くそれを生かす競馬で再考したいところです。
6着ダイワプリベールは消極的過ぎる競馬。落馬した馬を気にしたものとの後藤浩輝騎手のコメントがありましたが、レースに大きな影響を及ぼすものではなく結果的には裏目に。強気に先団で折り合えていれば3着以内もあった脚色。これで本番への出走が難しくなったため、後藤浩輝騎手の騎乗が悔やまれます。